〜 10がつ クラスだより 〜
(0歳児)
爽やかな秋晴れの日もあれば、冬を感じさせるほど寒い日もあり、散歩コースもすっかり秋色に染まってきました。すず組さんも寒さに負けず、出来る限り戸外へ出かけています。
朝露で少し湿った落ち葉やカサカサと音を立てる落ち葉の上を歩いたり、赤や黄色に染まった落ち葉を拾ったりと、紅葉狩りに大忙しです。木の上のリスも目で追えるようになってきました。
そして歩行が安定してきて、長い距離を歩けるようになってきたお友達も。自分の足で歩いて大きな葉っぱを見つけると、ベビーカーに乗っているお友達のところへ行き「どうぞ」と差し出してくれるのです。そんな子どもたちのやり取りを見ていると、秋の寒さも和らぐほど心温まります。
お部屋の中でも、ふとした瞬間にお友だちの頭を撫でたりと、微笑ましい場面が沢山あるんですよ。これからどんどん言葉も覚えて、ますますお友だちとのやり取りが楽しくなりますね。
体調管理に気を付けながら、秋ならではの自然をいっぱい見つけに行ってきます♪
(1歳児)
街路樹の木々が赤や黄色に色づき、秋の深まりを感じる季節となりました。日中は冷たい空気を感じる日もありますが、そんな寒さに負けないくらい元気いっぱいのらっぱ組さん。散歩や戸外遊びに行くと、「あかいはっぱあった!」「きれいだね〜」と言いながら道端の落ち葉を拾ったり、「きのこあるかな〜」ときのこ探しをしたり…(笑)とてっぽ通りではどんぐり拾いをしたり、緑ヶ丘公園では栃の実を拾ったりと、秋ならではの自然に触れながら、戸外遊びを楽しんでいます。
更に、最近では外に行く際の身支度を自分でする練習も頑張っています。最初はなかなか上手くいかずにすぐに手伝いを求めていましたが、練習を重ねていく毎に、「もう少し頑張ってみよう」という気持ちが生まれ、靴下や靴が自分で履けるようになったり、帽子を自分で被れるようになり、自分でできた時には、「できた!」と嬉しそうな子ども達。日に日に出来ることが増えてきているらっぱ組さんです。
(2歳児)
園舎の近くのとてっぽ通りも色とりどりに落ち葉が色付いて、季節はすっかり秋になりました。季節をより濃く感じられるため、木の実拾いが大好きなたいこ組はお散歩の足取りも軽やかに歩いています。先日は足を延ばして緑が丘公園まで栃の実を拾いに行ってきました。
近くの花と緑のセンターの方にもお話を伺いながら、草むらに到着すると、ゴロンゴロンと栃の実が!「おおきい!」「あった〜!」いつものどんぐりとは違うサイズ感に驚いていましたよ。殻の割れ目から指先を使って中身を取り出し、栗のような大きさの実を見つけ目をキラキラさせている子ども達でした。「中割って、見てみるかい?」とセンターの方が栃の実をナイフで半分に割り見せてくれました。真剣に覗き込む子ども達。「中は白だったよね」「リスは苦くて食べないんだって」等と帰り道もずっとお話ししていました。
拾った栃の実はおうちの方へのお土産にしました。発見と感動をおうちの方にもおすそわけ。興味や関心がどんどん広がり、充実した毎日を過ごしているたいこ組です。
すず組さんの応援にも優しいまなざしで見守り、運動会の取り組みを通して、身体も心も一回り大きくなったようです。